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今日のグルーヴ〈297〉

Youは何しに日本へ?(テレビ東京)、という番組が誕生するほど、来日する外国の方が多くなったということなのだろう。この番組によれば、彼らの来日理由の多くは、嬉しいことに日本の伝統文化や食の文化、ゲーム文化等、日本の文化や技術に対するリスペクトである。


例えば、レトロ・ゲームのソフトを買い求めるために来日した人は、子供の頃、ファミコンやスーパーファミコンに親しんでいたという。私の家内も親しんでいた世代であるし、私の世代もそこそこ親しんでいたようだ(とは言いつつ、私はまったく興味が持てなかった。何が楽しいのか全く分からなかった)。


ともかく、日本のアニメ文化やゲーム文化やカラオケ等、そして、日本の伝統文化等、世界が注目した技術が文化が日本には豊富にある、ということである。そもそも、伝統技術だけでなく、技術の輸入とそのヴァージョンアップは、日本の誇るべきところである。


しかし腑に落ちないことがいくつかある。


まずは、Wi-Fiの運用である。世界のWi-Fi事情をみるに、日本でWi-Fiにこんなに課金されるのはやはり腑に落ちない。


また、相変わらず、ケーブルばかり張り巡らされて、日本の空は蜘蛛の巣になってしまったが、インターネット関連のケーブルをこんなに張り巡らすのには、何か理由があるのか。


それこそ、Wi-Fiのような無線でいいのではないか。つまり、家庭内では、Wi-Fiの環境によってケーブルを減らすことができたが、戸外でも、Wi-Fiの基地局を要所要所に設けることによって、電線ケーブルを減らすことはできないのだろうか。地中化ができないのであれば、無線にすればどうなのか。


これだけとっちらかしたら、どうにもならないような気がする。ただ、オリンピックを迎えるに当たって、海外の方は日本の空を見てどう思うのだろうか。


そして、パソコン、スマホ、インターネットの世界で、世界を席巻するものが出なかったことが腑に落ちない。パソコン黎明期の爛熟した時代から、淘汰されたあげく、席巻できるものが生き残らなかった。


私は、かつてはNECの98ノートで一太郎を使っていたのであるが、今ではMacであり、iPhoneであり、ソフトも、Adobeであり、Officeである。日本のもので私が今使っているものはATOKだけである。

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