今日のグルーヴ〈289〉

ランサムウェアを中学三年生の男子生徒が三日で作ったという。若い子達の“成長”に、そろそろ大人はついて行けないのではないだろうか。


かつて、小学生の各学年向けに学研から『学習』『科学』という学習雑誌が発行されていた。当時、学校の教室で販売されていて、先生によって販売・配布されていた。


この雑誌はとても面白く、教科書よりはるかに身になったように思えるし、何より、好奇心と興味をかき立てられたものである。付録があって、この付録が豪華絢爛というのか、あるときはのこぎりや糸鋸があったりして、子供心ながら、これが付録なのか、と驚いたものだ。


しかし、少子化等の要因で、現在は休刊されているらしい。またIT時代とも重なっているように思える。子供達の、興味は、コンピュータゲーム等に移行した。この言葉も古いかもしれない。いずれにしても、人間の貪欲な興味には逆らえない。


このままヴァーチャルな世界に浸かり続けていいのだろうか、と思う反面、人間の興味、好奇心に歯止めをかけることは不可能であるとも思う。自然と残る物は残り、消える物は消えるのであろう。


そもそも、般若心経によれば、この世自体もヴァーチャルな世界であるらしい。ヴァーチャルがヴァーチャルを批判しても説得力はないだろう。

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