今日のグルーヴ〈261〉
一般的に憲法そのものに関してだが、そもそも憲法に解釈という行為が入り込む事自体が理解できない。憲法は、解釈の余地のないほど、明白で、誰にでも理解できる文章でなければならないのではないか。
その上で、憲法は理想をうたうものであってほしい。現実が理想とは異なるからといって、理想の高みを下げないでほしい。その意味で現在の日本国憲法は、理想的な憲法だと思う。
三大原則である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義。すべてにおいて、これらが実現していない現実だが、正に理想として尊い。
ところで、団塊の世代や全共闘世代の方々の声というのは、聞こえてこないが、憲法改正について、どのように考えておられるのだろうか。
勿論、防衛の為とはいえ、ひとたび交えれば戦争である。そして戦争に行くのは、我々の子供や孫の世代である。私は、自分の子供たちが戦争に行くことを想像したら耐えられない。
これからの日本を背負って立つ若い世代を戦争に行かせるわけにはいかない。船に弱い私などほとんど役に立たないだろうが、代わりに私が行くべきなのだろう。