小学生が、ひとり、ふたりとかけてきた。こんな遠いところから小学校へ通っているのか。子ども達が学校へ通う姿は、尊い。何故そう思うのか分からないが尊い。
散歩は、空気や自然やうぐいすのさえずりを楽しむだけでなく、つまり現在を味話だけでなく、過去のことをまざまざと思い出させてくれる。
引っ越しの尋常でなく多かったベートーヴェンゆえ、ベートーヴェンハウスというのは、たくさんあるが、ウィーン郊外のハイリゲンシュタットそこには、日本語の観光ガイドが置いてあった。
↓ハリゲンシュタットのベートーヴェンの散歩道にて2
第20回 もうひとりの自分に任せる(その3)
音楽の散歩道2
アッコルド編集長 青木 日出男
最新記事
日本にはクラシック音楽の伝統がないと言い続けて何年経ったと思いますか?
第1回洗足学園室内楽フェスティヴァル
芸術監督:原田 幸一郎さんに訊く
ハープとの出逢い SANAE
尾池のブルーマンデー憂さ晴らし
第8回大阪国際室内楽コンクール&フェスタコンクール部門出場団体決定
シェーンブルン宮殿
ウィーンのシェーンブルン宮殿に入ってみて、驚いたのは、廊下というものがほとんど見当たらないことだった。 部屋が数珠繋ぎになっているのだが、どこへ行くにも部屋を通って行ったのだろうか。
正面右側翼には宮廷劇場がある。小さなオペラハウスである。 ここでウィーン国立音大の学生さんたちによるオペラ、マルティヌーの「ジュリエッタ」を観劇したことがある。
実を言うと、初めて見て聴いたので、また時差ぼけもあった関係で、よく分からなかったというのが正直なところだ。 あとでどんな作品なのか知れば知るほど、このようなシュールで難解な作品をぶっつけ本番で観た無謀さを改めて感じる。
学生歌手の素晴らしさには感動した。 オーケストラのメンバーは、東洋人ばかりであった。中国、韓国、日本の学生が中心らしい。ウィーン国立音大の学生の中で、ウィーン人のパーセンテージは、一桁くらいらしい。
↓シェーンブルン宮殿にて