ハーピストSANAEのハープ革命
第29回「横浜みなとみらいホール」
こんにちは。
新年度が始まりましたね。
進級や進学、お仕事など新しい環境に
うつられた方もいらっしゃることと思います。
もう気分はゴールデンウィーク、
というかたもいらっしゃるでしょう。
私は昨年度のしめに、
日本屈指の素晴らしいホール、
横浜みなとみらい大ホールで
自分のコンサートをさせていただきました。
こんな素晴らしいホールでコンサートできるとは
なんと幸せな年度のしめくくり☆
ステージで音を出すと、
ホールの素晴らしさに改めて感動しましたので、
今日はその素晴らしいみなとみらいホールについて。
こーんな素晴らしいアコースティックホールなのに、
まさかのエレクトリックで演奏しました笑
なんと贅沢な！
SANAE（ハープ奏者）
日本におけるエレクトリックハープの第一人者として、本邦初の立奏スタイルを採用し、これまでになかった斬新で革新的なハープサウンド、ステージ、新しい演奏テクニックをも生み出す新しい可能性を拓くハーピスト。
エレキハープ、エレアコ・ハープ、グランドハープ、レバーハープ、シングルアクションハープ等の様々な種類のハープを弾きこなす。
東京音楽大学出身、これまでにハープを篠崎史子、島崎節子、吉田みちこの各氏に師事。
最近では2012年ベトナムフェスティバル・メインステージへのソロ出演、2013年7月エレキハープでのライブアルバム「SANAE/SOUHAIT」をリリース。レコ発ライブツアーを東京ほか、全国で3公演開催。
現在、日本全国でソロ活動のほか、イベントやライブ、フェスティバル、メディア等への出演や、レコーディングなど、ポップス、ジャズ、ロック、エレクトロ、ダンスミュージックにソウル、映画音楽やクラシック、ミュージカル、民族音楽、ワークショップ講演など幅広く活動中。
2014年はFMやまと「大和でNANANA ハーピストSANAEのCome☆音！」番組パーソナリティ。
セカンドアルバムリリースの予定もされており、これまでになかったダイナミックで迫力ある斬新なハープの表現が注目を集めている。
音楽ファン、音楽を勉強しているかた、プロのかた、
ご来場されたこともあるかもしれませんが、
このホールは桜木町駅から雨に濡れずに直結されています。
雨に濡れずに行けるというのはとってもいいですね。
ショッピングモールをぬけるとホールの入り口が。
エントランスはこの廊下を抜けて
大ホールは左へ、小ホールは右へ。
さあ、大ホールです！
大きくて一気に取れないので、
まずはステージから撮影したところ。
お客様のお席からも見える、見事なパイプオルガン！
オーケストラ、室内楽などのアンサンブル等でなく、
自分のコンサートとして音を出してみると
響きの感じ方がずいぶん変わります。
ものすごく素敵な残響の響きと長さ、
客席で感じているのと、ステージ上と
これまたずいぶん感じ方が違うのです。
今回のセッティング風景です。
この大ホールは普段は
オーケストラなどの大編成ができるように
つくられていますので、
舞台だけでなく、舞台裏のバックヤードも
そのようなつくりになっています。
指揮者やソリスト、コンサートマスターや
歌劇などソリストが一人ではない公演も多いでしょう、
大きなオーケストラでは100名くらいの出演者が
いることもよくあることなので、
楽屋も本当にたくさん。
私、今回は楽屋１という、
オーケストラ公演では指揮者用かな、
と思われる楽屋を使わせていただきました。
集中できるようにか、
この楽屋は扉が二重扉です。
楽屋内にはアップライトピアノもあり、
直前の合わせや調整などにも対応できるようになっていて、
こちらは、からだの休まるソファ。
中には本番前に神経を尖らせるかたもいらっしゃると思いますので、
こうした楽屋は公演前には音への集中力が高まってきっと良いですね☆
こちらはメイクアップコーナー、
庶民の私は、自分の公演が終わるまで
ここの電気の付け方がわからず笑
楽屋の外に出てお化粧しました笑
このほかに衣装を入れるクローゼット、
トイレ、シャワーが付いています。
指揮者のかた、あの運動量ですものね。
みなさんたくさんの汗かいていらっしゃいます。
衣装も厚着っぽいですし笑
よく知られた音響はもちろんのこと、
お客様は音楽を心から楽しめるように、
出演者はよりよい音楽を生み出せるような
きめ細やかなホールのつくりになっている
本当に素晴らしいホールでした。
一年を通して、芸術性のとても高い、
素晴らしい作品が多数開催されています。
コンサートの前後は、
周辺のみなとみらいのとっても素敵な
おしゃれなお店やレストランがたくさん。
いちにちを通して楽しめるエリアです。
ぜひ足を運んでみてください☆