ハーピストSANAEのハープ革命

第19回「初見」

こんにちは。SANAE、ハープ革命です。
 
今回は「初見」です。
ライブに限らず、
レコーディングなどのスタジオミュージシャンとしての仕事も
初見、アドリブの仕事が、私は多いので、
今回は「初見」にズームイン。
 
とはいえ、ほとんど感覚で弾いているので
文章にするのはむつかしいんです、、
というわけで、
初見で弾いている譜面が
SANAEの場合はどんな譜面なのかを公開しましょう。
 
※強調しますが、「SANAEの場合」です。
 
まずはこちら。
これは、下降形のグリッサンドを
ひとすじ入れようというメモ。
(写真:譜面例1)
 
ここでお気づきだと思うのですが、
音符、書いてありません。笑。
ハープ奏者ならペダルの記号くらい書くとおもうのですが、
私、それも書くのが少なめ、
ホントに必要な部分、複雑な部分のみ書く感じ。
 
では、譜面例2。
これは2拍ごとにアルペジオを入れようというメモです。
必ず同じ音形ではなくて、
旋律や、歌などにあわせて
聴きながら、アルペジオの音数や速さもその場で変えます。
(写真:譜面例2)
 
そして譜面例3。
やはり音符はありませんが、
コードのアルファベットが書いてあるので
充分な情報なのです。
音形としては、下降形の和音を
四分音符でいれるかんじのメモです。
 
音域はそのときの旋律や、他の楽器のハーモニー具合、
歌のニュアンスで、高くしたり 低くでたり感覚で変えています。
ほとんど図解ですね笑。
(写真:譜面例3)
 
譜面例4というより、もはや落書き4www
グリッサンドを盛り上げつつ
クレッシェンドで次に繋げる、
みたいな感じで弾くメモだと思います。
(写真:譜面例4)
 
ここまでくれば、もうおわかりでしょう。
次の写真も音符が無いことをwww
 
仮に、これらの譜面を渡されて
ハープパートではなく、
完全にハープソロで弾いて下さいと言われても、
その場でメロディ作りつつ、
ベースも、オブリガードも入れながら弾けます。
演奏時間も、アドリブしつづければいいので
いくらでも長短、調節できます。
 
コード譜のほうが、私はラクなんです~
(レアなハープ奏者だと思います。。。)
 
さあ、おまちかねの譜面例5ですよー
期待を裏切らない、図解ですww
(写真:譜面例5)
 
これは8分音符くらいで、
下降形のオブリガードを入れるというメモです。
ちなみに、32分音符とか細かくなると、
メモは「→ →」のように省略化しますwww
 
譜面を受け取ったら、
どの場所に入れるかメモだけ書き込み、
そしたらすぐに初見で弾けるという感じです。
おおむね、私の譜面は
他人がみたらわからない落書きでいっぱいですw
 
以上、今回は落書きのコーナーでしたwww

 

SANAE(ハープ奏者)

 

日本におけるエレクトリックハープの第一人者として、本邦初の立奏スタイルを採用し、これまでになかった斬新で革新的なハープサウンド、ステージ、新しい演奏テクニックをも生み出す新しい可能性を拓くハーピスト。

 

エレキハープ、エレアコ・ハープ、グランドハープ、レバーハープ、シングルアクションハープ等の様々な種類のハープを弾きこなす。

 

東京音楽大学出身、これまでにハープを篠崎史子、島崎節子、吉田みちこの各氏に師事。

 

最近では2012年ベトナムフェスティバル・メインステージへのソロ出演、2013年7月エレキハープでのライブアルバム「SANAE/SOUHAIT」をリリース。レコ発ライブツアーを東京ほか、全国で3公演開催。

 

現在、日本全国でソロ活動のほか、イベントやライブ、フェスティバル、メディア等への出演や、レコーディングなど、ポップス、ジャズ、ロック、エレクトロ、ダンスミュージックにソウル、映画音楽やクラシック、ミュージカル、民族音楽、ワークショップ講演など幅広く活動中。

 

2014年はFMやまと「大和でNANANA ハーピストSANAEのCome☆音!」番組パーソナリティ。

 

セカンドアルバムリリースの予定もされており、これまでになかったダイナミックで迫力ある斬新なハープの表現が注目を集めている。

譜面例1

譜面例2

譜面例3

譜面例4

譜面例5

© 2014 by アッコルド出版