今日のグルーヴ〈475〉

一度に何度も聴く楽曲シリーズ。

モーツァルトの交響曲の30番代は、心地よい。

ジュピターは私には重く、何度も聴かない。


以前、消化器系の病気をやったときに、病院に行くまでの間、車の中でずっと36番、38番、39番を聴いていたことがある。


何の病気だろうと不安もあるなかで、これらの楽曲は、不思議と心が落ち着いた。


体調が悪いと、音楽も聴きたくなくなることがあるが、これらの楽曲は、体調が悪ければ悪いほど、というのも変だが、聴き応えがあった。


なにしろ、心地良い。音の美しさだけでなく、グルーヴそのものが心地良いのだと思った。


胃カメラは絶対に苦しいと思ったので、拒否し、バリウムでの検査にしてもらったが、検査技師は、時間をかけて撮影しているので、これは、何かあるな、と覚悟した。


検査が終わり、着替えようとしたら、不意打ちをくらった。


「お腹痛くないですか? 十二指腸に潰瘍ができていますよ!」と勝ち誇ったように言われた。


次の検査で控えていたご婦人が、私以上に青ざめていたのは気の毒だった。


確かに痛いから、病院に来たのである。とにかく、都コンブが異常に食べたくなって、駅の売店で買って、一瞬のうちに食べきってしまっていたのである。


しかし、原因が分かると、むしろ安心し、心地良い、病院からの帰りのモーツァルトも、それまで以上に心地よかった。

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