今日のグルーヴ〈409〉
アクセルとブレーキを間違える事故が絶えない。おそらく、これからも起きることが予想される。その対策を提案したい。
これだけ、ニュースになるということは、それだけ多くの事故が背後にある、ということで、AT車には車としては基本的な欠陥があるのではないか、という疑念にかられる。
実際、私自身は絶対に間違えることなど、あり得ない、と思っていたのにもかかわらず、間違えたことがある。正直ショックだった。
以前にも書いたが、クラッチがないから間違えてしまうのではないか。
MT車は、左足にクラッチがあり、否応なしに必ずそこに左足を乗せているから、右足との間隔の感覚を体はいやが上にも覚えている。
アクセルを踏むときの右足との間隔、ブレーキを踏むときの右足との間隔、というのを体感的に覚えているのである。
この間隔の感覚というのは大事で、左足を適当においていたら、右足との間隔の感覚を覚えていないので、アクセルとブレーキを踏み間違いかねない、というのは容易に想像できる。
ゆえに、AT車は廃止した方がいいのではないか、MT車だけにした方がいいのではないか、と思えてならない。
ただ、今やクラッチのあるMT車の訓練を受けていない人の方が多いのではないか、と想像するのだが、むしろ年配の人はクラッチの経験はほとんどある。
ゆえに、ニュースでは年配者の事故が圧倒的に多いようであるから、少なくとも年配の人には、思い出すためにも、訓練を受けた上で、MT車を義務づけるべきなのではないか。
年配者にとっては、車の需要は若い人より圧倒的にある。なぜなら、車の方が楽だからである。スーパーやコンビニや病院に行くのも、圧倒的に車で行こうとするだろう。だから年配者の車の需要は絶対に少なくならない。
このままでは、ますますブレーキとアクセルの踏み間違いの事故は増える。集団登校の列に突っ込んだり、店や病院に突っ込む事故はますます増えるだろう。迅速な行政の対応が求められる。