今日のグルーヴ〈405〉

選挙演説や街宣ではグルーヴ感のある人の演説にこそ説得力がある。


選挙で、スピーチの上手い候補者というのは意外と少ない。政治家にとってスピーチは命である。様々な政治手腕や能力があったとしても、スピーチが上手くなければ、致命的なのではないか。


結局、超大物の応援演説に頼ることになるのだろうが、これでは情けない。


これは才能の問題なのかもしれないが、いやしくも政治家を志したのであれば、スピーチには最大限の力を入れるべきなのではないか。スピーチのコツを得て、さらにテクニック、メソードまで高めれば、かなり説得力のある演説ができるはずである。


政治家の失言は後を絶たない。だから、どこかの党のように言論統制が行なわれたりするのである。しかし、言論統制が行なわれる時点で、すべてがもう終わっているのではないか。


議席の数としての役目しかない議員は政治家とは言えないだろう。

政治家に実力がなければ、民主主義と多数決の限界を招いてしまう。


スピーチの上手い人は、音楽と一緒である。例えば、だんだんと盛り上げ、クライマックスで一気にまくし立てる。この繰り返しによって、どんどん聴衆を引き込む。さらにグルーヴが出てきたら鬼に金棒である。


聴衆は、そういうスピーチを待っているのである。スピーチに引き込まれるということは、スピーチに一緒になって参加しているのである。そしてクライマックスの着地点を期待し、期待通りだったら、聴衆はそのスピーチの主を絶対に忘れないだろう。選挙となれば、当選である。


聴衆は、自分の思いを代弁してくれる政治家を求めているのである。まさに政治家は代議士なのである。

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