今日のグルーヴ〈399〉

過労死の報道が続いている。おそらく、メディアに出てくる事件以外にも、表面に出てこない事案がかなりの数、あるに違いない。


寝食を忘れて働かなければ会社が成長することはできない、という日本的な考え方がある。そのような考え方が全盛だった時代、むしろ、いまより、過労死は多かったのではないか、表面に出なかっただけなのではないか、と思えてならない。


仕事によっては、切れ目をつけにくいということもある。私も、かつて週休二日どころか、月休二日、毎日残業の時があったが、会社が傾けば、そうせざるを得ない。仕事の仕方が下手、と言われればそうかもしれない。


しかし、そのような働き方は体だけでなく心も蝕む。家庭も犠牲にしてしまう。


松下幸之助は、体が弱かったため、4日働いては休み、という自身の体を労りながら、世界的な企業を育てた。


日本の多くの企業は、松下幸之助をリスペクトしてきた。にもかかわらず、週休二日を初めて実行した松下幸之助の働き方を何故模倣しないのか。



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