今日のグルーヴ〈333〉
現代の世の中には、数え切れないほどの、様々な清涼飲料水、飲み物(日本茶、アルコール類は含まない)があるが、私の実感では、私の幼少の頃には、そんなにはなかったように思う。
例えば、炭酸飲料と言えば、ラムネであった。ジュースの飲み物と言えば、粉末ジュース、ワタナベジュースの素であった。バヤリースなど、子供には買えなかった。
100パーセントジュースなども一般的ではなかった。
それ以外に、私が飲んでいたのは、牛乳、コーヒー牛乳、ミックスジュース、麦茶、砂糖を入れた麦茶、ココア、インスタントコーヒー、紅茶程度であった。
ある時、コカ・コーラ、ペプシ・コーラが登場した時、それは衝撃であった。ファンタが登場し、当時としては珍しい500mlのミリンダが登場し、その後、自動販売機の普及、ペットボトルの普及、コンビニ、スーパーによって、一気に様々な、飲み物を目の当たりにすることになる。
あんまり、種類が多いので、選ぶのに迷うくらいである。
しかし、いくら、色々なものが登場しようと、私の原点は不動である。
それは、どんなに電気剃刀が進化しようと散髪屋さんの剃刀には敵わないのと同じである。
どんなに炊飯器が進化しようと、薪で炊いたご飯には敵わないのと同じである。
私の原点回帰は、三ツ矢サイダーである。