今日のグルーヴ〈317〉
今後、大人の世界では、ハラスメント対策にはICレコーダーやスマホが必携になるだろうから、子供達にも、学校でスマホを持たせてあげるべきなのではないか。
いじめを無くすために、小中学校で、生徒がスマホを持ち込む事を解禁してみたらどうなのか。
あるいは、監視カメラを学校中に設置する。お互いを監視する社会になるようで、本当は疑問もある。
しかし、先生や教育委員会によっては、まるであてにならないのであるならば、子供達を守るには、このような方法を用いるしかないのではないか。
スマホを学校で持つと、遊び出したりするからとか、マナー等の禁止理由が、ネット上で見られるが、それはそもそも大人がスマホを遊びに使っていたり、先生自体が授業中にスマホを弄ったりして、正しい使い方をしていないから、子供もそうするに違いない、という憶測に基づいているだけなのではないか。
先生の授業がスマホを弄ることを忘れさせるくらい実力があれば、子供はスマホを弄るようなことはしないだろう。
世の中の流れを止めることはできない。技術革新は、否応なく世の中の仕事を構造的に変化させるのである。技術革新によって、仕事が奪われるのである。
学校の先生が強権を発して、世の中の流れに逆行することを推進してどうするのか。
スマホがいじめの抑止力になるかどうかを試すくらいのことはやってもいいのではないか。
それから、何故、スマホを解禁すべきか、その大きな理由を思い出した。
先生の中には、いじめを見て見ぬふりをする人もいるからだ。