今日のグルーヴ〈302〉

テレビの各局の番組を時間や場所やデバイスにとらわれず、見ることのできるTVerとすべて無料のインターネットテレビ局のAbemaTVは、テレビの未来を暗示しているように思えてならない。


テレビで最も不便と思うのは、時間と場所を選べないところだ。録画を撮ればいいとかつては思われていた。しかし、録画は面倒である。デバイスの変遷も激しい。VHSが無くなった今、ビデオテープは無用の長物になっている。


レコードもCDもビデオも、結局は、使い勝手が悪いことに気づく。


かつて、パソコンの黎明期に、どのパソコンを選ぶべきか、様々な論議が闘わされた。決まって言われていたのは、将来性、拡張性のあるパソコンを選ぶべきだ、ということがもっともらしく語られていたが、結局はそんなことはなかった。拡張の前に、パソコン自体の性能が上がって、拡張など無駄で、結局は、買い換えることになっていた。


我々はむやみやたらに変化していく技術革新に振り回されていただけではないのか。


今一番便利だと思うのは、クラウドである。クラウドだと、何も財産として残らない、と言われるが、結局、残ったコレクションを利用する人もいなければ、その頃にはデバイスも次の世代になっているかもしれない。


それより、クラウドから、たくさんのコンテンツを得ることの方が、はるかに気持ちは豊かになるのではないか。


聴きたいときに、聴きたい音楽を聴く。見たい映像を見る。欲しいときに欲しい情報を得る。今、かなり実現されてきたが、まだ100パーセントではない。これが本当にできてこそ、ITの世界の面目躍如というものだ。


そして、クラウドにあらゆる情報が蓄積され、神のような存在に近くなっていくのではないか。





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