今日のグルーヴ〈291〉

人間万事塞翁が馬。人生において幸不幸は予測し難く、幸が不幸に、不幸が幸にいつ転じてしまうか分からないから、一喜一憂してはならない、ということだ。この諺を絵に描いたようなことがあった。


アッコルドの二人のスタッフが相次いで怪我と病気に遭遇した。幸い現在は順調に快復している。怪我したスタッフは、重い荷物を持って歩く方向を急に転換した瞬間に、足を骨折したのだという。一瞬の出来事である。


予想以上に重傷であったため、当初手術が予定された。

手術するために精密検査が徹底的になされたらしい。その検査の結果が出る日と手術する日とがどういう事情なのか、同じ日になってしまったため、結果がどうであれ、その日には手術はできなくなった。しかも、その頃には骨が快復し始めて、手術の必要性が無くなっていたという。


しかし、精密検査の結果、あちこちで高い数値が出ていたらしい。骨折しなければこのような数値を知ることはなかった。怪我のおかげで、体のメンテナンスをすることができたのである。


彼は恒常的に仕事を何本も持っていたために、尋常でない忙しさであった。誰もが、これは神様が恵んでくださった休養である、と思った。


この一連の経過によって、彼の人生観はかなり大きく変わった。例えば、仕事に対する価値観。


彼は常にアクティヴでクリエイティヴな活動と仕事を展開してきているが、まさに彼自身がグルーヴィーなのである。


興味の無い仕事は整理して、自ら望むクリエイティヴィティな仕事に集中することにした結果、仕事の展開がさらにグルーヴィーに快調になった。


私は、グルーヴ感を身につけるための方法をいろいろ探しているが、彼にその方法を聞いてみた。


曰く、グルーヴィーな人に近づき、グルーヴィーの輪を作ることが、グルーヴを身につける方法のまず一歩であると。

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