今日のグルーヴ〈260〉

次の東京オリンピックまであと1173日だ。語呂合わせとグルーヴの好きな私には、いいなみである。1964年に行なわれた前回の東京オリンピックは、今振り返れば、戦後たった19年後に行なわれたわけで、準備が始まったのは1959年に選出されてからだから、たった戦後14年後である。


元々は1960年のローマ大会の時にも1954年に立候補していたというから、戦後9年にしてオリンピックを行ないたい、という声明を世界に発信していたわけだ。


1940年に開催予定が戦争のために返上された経緯があって、オリンピックに対する思いはずっとあったにせよ、あの日本中が戦争の傷がまだ癒えない頃に、先人達の熱い思いは継続していたのである。


しかも、東海道新幹線も1964年に開通している。あの頃、小学生低学年であったが、従来の国鉄の特急「こだま」に憧れていた私にとっては、遂に「こだま」に乗らず終いで、こだまの名称は新幹線にもっていかれてしまったのである。


建設会社にいた父も、新幹線の工事には参加したと言っていた。日本中の建設会社が総力をあげて取り組んでいたのだろう。


試運転の様子は、当時、モノクロのテレビで見たが、新幹線が駅構内に入ってくるときに『大蛇のようです』とコメントしていたのを今でも覚えている。


その後、大阪国際万博が1970年に行なわれた。大屋根が持ち上げられる時も(何故、地上で組み立てて持ち上げる工法だったのだろう)、テレビで放送されていたが、子供心ながら、あんな大きな屋根を持ち上げる日本の建築は凄いと思ったものだ。(アメリカから持ち上げるジャッキが運ばれたらしいが)


東京オリンピックと大阪万博の時代は、世界的にみれば、ベトナム戦争の時代であり、団塊の世代は、全共闘世代であり、社会的にも様々な事件があり、今思えば疾風怒濤のごとく揉まれた時代だ。この時代、日本を動かしてきた先人達に改めて敬服する。


次の東京オリンピックの年における目玉商品は何だろう。


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