今日のグルーヴ〈235〉

楽譜の読み方について

楽器を演奏する時、楽譜をどのように読むのか。

実はいろいろな読み方があり、弦楽器の場合、指使いで読んでいる場合もある。

普通はドレミ唱法なのだろうが、このドレミ唱法にも実は種類がある。


固定ド、移動ド、そしてバークリー式移動ドがある。

音階を長調短調だけでなく、モード(旋法)として捉え、音階を同主調的に読む方法(バークリー式移動ド)と、平行調的に読む方法(移動ド)の両方が必要になってくる。


真に音楽的に音楽の本質を見ようとするならば、移動ド、バークリー式移動ドで、モードを分析することがどうしても必要になってくる。


楽器をただ弾くには固定ドが一番手っ取り早いが、これだけで音楽を眺めていると、偏った見方しかできない。


固定ドだけで楽譜を読むのは、音楽の本質を理解せず、言わば音を並べているだけに近い。


人とはひと味違った演奏、感性だけに頼らない演奏、説得力のある演奏をするためには、この一歩踏み込んだ読み方で音楽を味わうことが必要なのではないだろうか。


モード(旋法)に関しては、ドイツ機能和声によって、たくさんある音階の種類が長調と短調だけに狭められたものをそもそもの状態に戻すだけである。


しかし、このことを理解してもらうことが意外となかなか大変なのである。そもそも長調と短調以外に音階がある、ということ自体、腑に落ちないらしいのである。しかし人のことは言えない。私もそうだった。教育とは恐ろしい。


今日もグルーヴィーな一日を!

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