今日のグルーヴ〈189〉
女性のグルーヴ感について。
女性の書く文体とロジックには独特なものがある。
書きたいことがあるのだが、どうも上手く文章が整理されない、表現ができないさらに考えも整理できないとき、女性の意見を聞くと、すっきり整理されることがよくある。
女性は、長い文章を書くことが得意である。延々と文章が終わらないことがよくある。しかし、長くてもロジックがしっかりしているのですっきり理解できる。
しかも、源氏物語に代表されるような独特のグルーヴ感がある。これは男には真似できない。
おそらく楽曲におけるフレーズ感も、グルーヴ感も、女性の文章のそれとある意味、共通しているのではないだろうか。
女性の文体、フレーズ感、グルーヴ感というのは、男では生み出すことはできない。しかし、いったん、それらを知ってしまえば、あとの真似、創作はできるかもしれない。
私は自分の書きたいことがうまく表現できないことが多々ある。その時に、かみさんに相談すると、何かしらの言葉のチョイスのヒントを得られることがよくある。
その結果「そう、そう、そう言いたかったのだ」となって実にすっきりする。
ということで、その言葉を借りて、文章を書くことが多かった。しかし、時々、アイディアまで借りることがあったので怒られることも多々あった。
楽曲の歌い方に関しては、アナリーゼに基づいて教えてくれる。
日々、ここでは分かったようなことを私は書いているが、そう、基本的な知識と訓練を積み重ねているかみさんには、かなわないのである。
今日もグルーヴィーな一日を。