今日のグルーヴ〈186〉
玉木宏樹先生にとって、純正律の啓蒙は玉木ワールドの一つであった。ところが革命的音階練習はピタゴラス音律で演奏しなければならない。当然と言えば、当然であるが、音楽は、そう簡単に話がすむ世界ではない。そこが、音楽の難しいところでもあり奥深いところでもあり、魅力でもある。...
今日のグルーヴ〈175〉
私は元々音楽が好きだったから、学校の音楽の授業も、嫌な言い方だが、嫌いではなかった。しかし、周りのほとんどの友人、先輩、後輩含めて、学校の音楽の授業が好きだと言った人はひとりもいなかった。 理由はひとこと、つまらなかったからである。その原因を調べていったら、明治時代の音楽取...