今日のグルーヴ〈247〉
以前、玉木宏樹先生と、革命的音階練習を作ったときのことだが、シューマンの名言“知性は指を動かすが、単なる肉体練習で指は動かない”を理念としていたのである。 何が革命的なのかと言ったら、音階を長調、短調の二種類だけでなく、旋法(モード)にまで拡げたことが、革命的の一つだった。...
今日のグルーヴ〈235〉
楽譜の読み方について 楽器を演奏する時、楽譜をどのように読むのか。 実はいろいろな読み方があり、弦楽器の場合、指使いで読んでいる場合もある。 普通はドレミ唱法なのだろうが、このドレミ唱法にも実は種類がある。 固定ド、移動ド、そしてバークリー式移動ドがある。...
今日のグルーヴ〈186〉
玉木宏樹先生にとって、純正律の啓蒙は玉木ワールドの一つであった。ところが革命的音階練習はピタゴラス音律で演奏しなければならない。当然と言えば、当然であるが、音楽は、そう簡単に話がすむ世界ではない。そこが、音楽の難しいところでもあり奥深いところでもあり、魅力でもある。...