今日のグルーヴ〈481〉
三島由紀夫は、音楽が「触れてくる芸術」として苦手だったらしいが、それは、音楽に、言い換えればグルーヴにやられてしまうからなのではないか。 しかし、自ら発信する文体は、グルーヴ感満載である。例えば、随筆「不道徳教育講座」は、グルーヴそのものである。...
今日のグルーヴ〈439〉
小学校6年生の娘が、「サンタさんて本当にいるの?」と聞いてきた。もう薄々は分かっているのだろう。サンタさんを信じるのは、このあたりが限界であろう。 しかし、そもそも、何故、子供に中途半端な夢を与えて、その夢を幻滅させるようなことをするのだろう。大人のエゴが生み出したものなの...