今日のグルーヴ〈295〉
毎日、様々な事故で、怪我したり亡くなったりしたりする人々のことをニュースで知ると、こうして生きていることは、奇跡的に恵まれたことなのだなぁと、つくづく思う。 いくら気をつけていても、どうしようもない事故などを見ると、世の中のたいていの不条理は、普通のことなのだ、と思えてきて...
今日のグルーヴ〈275〉
世の中の哲学の問題は、言葉の定義の誤解からもたらされる、だから、定義を正確に把握することによって、すべて解消される…というヴィトゲンシュタインの哲学を、世の中の問題に応用することができないだろうか。 それによって、世の中の問題もある程度解消されるのであれば、哲学は、特にヴィ...
今日のグルーヴ〈269〉
ヴィトゲンシュタインの哲学によれば、世の中の常識も疑ってみることにも意味があるかもしれない。何故なら、もし常識が間違っていたら、我々は悩まなくてもいいことを悩んでいるかもしれないからだ。 すべての哲学的問題が起こるのは、言葉を間違って使っているかららしい。しかし、我々は、言...
今日のグルーヴ〈262〉
ラヴェルの『左手の為のピアノ協奏曲』は、第一次世界大戦で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの為に書かれた作品であるが、パウルの弟が哲学者のルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインであることを最近知った。 ヴィトゲンシュタインのことは、哲学者の土屋賢二先生から教わ...