今日のグルーヴ〈333〉
現代の世の中には、数え切れないほどの、様々な清涼飲料水、飲み物(日本茶、アルコール類は含まない)があるが、私の実感では、私の幼少の頃には、そんなにはなかったように思う。 例えば、炭酸飲料と言えば、ラムネであった。ジュースの飲み物と言えば、粉末ジュース、ワタナベジュースの素で...
今日のグルーヴ〈332〉
子供達の虐めの問題が一向に無くならなくて、毎日のように報道されているが、虐めの問題は大人にもある。大人が大人を虐めているのである。子供の虐めの原因は、大人の虐めなのではないか、と思えてならない。 子供達は、見ていないようで大人を見ている。反面教師であればまだしも、大人は悪い...
今日のグルーヴ〈331〉
グルーヴを生み出すものにはいろいろなものがある、というのが私の考え方であるが、そのうちの一つにメロディそのものがある。 またハーモニー、リズム、つまり、音楽の三要素そのものがそもそもグルーヴを生み出すものであり、忘れがちなものにテンポがある、ということを改めて思う。...
今日のグルーヴ〈330〉
かつては、年に、二、三回は風邪をひいていたが、歳をとったせいか、体調を落としたとしても、風邪をひかなくなった。 以前は、夏風邪もひいたものだが、それもなくなった。夏もインフルエンザはあるらしいが、冬の時期も含めてインフルエンザにもならない。予防接種を全然していないにもかかわ...
今日のグルーヴ〈329〉
気がついたらポイント・カードなるものが、財布から溢れそうになっていた。 かつてこの手のものは、ブルーチップを集めて、紙に添付することを母親達はやっていた。また目的は異なるが、小学校ではベルマーク運動を奨励していたので、競って、ベルマークを集めたものだ。...
今日のグルーヴ〈328〉
野党に期待が持てないから、与党の派閥に期待するという妙な時代になった。 二大政党制が日本では育たなかった今、二大派閥制による政権交代に人々は期待するのかもしれない。 金権体質の派閥はいけない、と言っても、結局存続しているのだから、派閥ができる必然性があるのだろう。...
今日のグルーヴ〈327〉
今年も、吹奏楽コンクールの季節になった。テレビのおかげで吹奏楽コンクールが社会的に知れ渡るようになって久しいが、最近は、中学の部門、高校の部門では、女の子しかいないように見える。男女共学であるにも関わらずである。 それどころか、マーチングバンドですら、女の子ばかりであったり...
今日のグルーヴ〈326〉
子供の頃から、これからは情報化時代と盛んに学校内外で言われたものだが、現在も情報化時代と呼べるのか。そもそも情報化時代という言葉自体に手垢がついているような気がしてならない。 当時(1970年代~80年代)、社会や学校の先生が盛んに言っていたことは、情報の取捨選択である。す...
今日のグルーヴ〈325〉
かつては、楽譜通りに演奏することが、クラシック音楽の至上命題だと思っていた。 卓越したクラシック演奏家の演奏は楽譜通りだと思った。しかし何をもって楽譜通りなのか、これを定義することは難しい。 しかし卓越したクラシックの演奏家の演奏は、根拠も無く、楽譜通りに演奏している、と思...
今日のグルーヴ〈324〉
最初に指揮者の山田一雄氏を見たのは、ショスタコーヴィチのオラトリオ『森の歌』を指揮した時だった。 いろいろな人からいろいろな逸話を聞くような、すでに伝説的な方だったが、最初に見たとき、やはり衝撃だった。 何が衝撃だったかというと、指揮台の上で、指揮棒を担いで、歩く、もしくは...