ハーピストSANAEのハープ革命

第30回「実はエレクトリック嫌いでした」

こんにちは。

エレクトリックハープのSANAEです。

ちょっと間があいてしまいました。

 

実は消化器官の治療をしていました。

昨年10月に火災に遭ってから、

大きなストレスが続き

周りのかたからは

「数ヶ月後に体調にボーンとくるから気をつけて」

と言われていたのですが、本当でした。

 

よく「ストレスで胃が痛い」なんて言いますが、

本当ですね。

胃腸などに直結しているようです。

 

私の場合は数ヶ月のあいだに

食道に腫瘍疑惑から始まり、

胃潰瘍(下血して気づきました)、

胃のポリープ、良性腫瘍があり、

まだ慢性胃炎や良性ポリープ、逆流性食道炎が

残っていますが、

 

何度も内視鏡を飲み、ヤバい箇所は取り除き、

はれて、通常の食生活に戻ることができました。

飲酒も! できるようになりました!

夏のビールに間に合った~~

 

ということでいろいろ体調のアップダウンもあり

ちょっと間が空いてしまいました。

ごめんなさい。

 

さてさて今回のテーマは

私はエレクトリックハープを弾いていますが、

「実はエレクトリック嫌いでした」

 

小さな頃からピアノを習い、

途中でグランドハープを始めて

音大にいきました。

もちろんこのあたりまでクラシック漬けでしたし、

ポップスやエレクトリックを軽視していた私です。

 

ロックやパンクなどの

エレクトリックギターの歪んだ音を聞いて

「あんなの音楽じゃない! 雑音!」(し、失礼)

と、毛嫌いしていたのです、かつての私。

 

当時の私は

ポップスのことも軽視していました。

もちろん今では

演奏の技術も感覚もクラシックとは

全く次元の異なるものだとわかっているのですが

 

音楽性としても技術的にも難しくて素晴らしいのは

クラシックのみだわ!というような思いがあり、

ポップスなんて手抜きでいいんでしょ、と軽視していたのです。

 

いまやっているのは、

エレクトリックであったり、プログレ(ロック)やジャズ、

ポップスやらが多い私

(もちろんアコースティックもクラシックもありますが)

いつどこで変わったのでしょうか。

 

きっともともと要素は持っていました。

好奇心旺盛であり、行動力も割とありますし

自宅のなかで、小さな頃からジャズやロックも

音楽はかかっていたのです。

 

大人になってから、

自分で自分に枠を設けるということをやめて

自分らしく、ありのままでと気づいて、

エレクトリックハープに触れた瞬間に

「これだ」とビビっときたのは覚えています。

エレキハープ購入、ものの3秒で決断してしまいました。

 

そこからは未だ見ぬ世界と技術を

自分で開拓してきました。

もちろん、その探求はこれからもずーっと続くと思います。

 

いやよいやよも好きのうち、なのか

好きこそものの上手、なのか

自分の欲求素直にエレクトリックに触れたからなのか、

なにかの考え方や、ものの見方ひとつで

可能性が大きく変わるのだなあということを

実感したのでした。

 

これから生きて行くなかでも

そういう素敵なターニングポイントや

きっかけがたくさんできるといいです。

 

もちろんみなさまにも!!

 

ここでエレクトリックグランドハープの演奏動画を。

この動画は、アコースティックやクラシックがお好きな

アッコルド読者のみなさまにも

とっつきやすい感じの動画です。

 

使用楽器はエレクトリックグランドハープ、

イタリア・Salvi社の「Rainbow」、

収録会場は今はなくなってしまいましたが

銀座の十字屋ホール。

 

曲の冒頭はなにも効果をかけていない

素の音です。

その後、響きの効果を付けたり、

一音の音に変わった倍音を付けたり、

宇宙のような響きを付けたりと、

曲の終盤に向けて、音の効果を変えています。

 

ご高聴いただけましたら幸いです。

 

(動画:https://www.youtube.com/watch?v=I1qaIZAoYf0

SANAE(ハープ奏者)

 

日本におけるエレクトリックハープの第一人者として、本邦初の立奏スタイルを採用し、これまでになかった斬新で革新的なハープサウンド、ステージ、新しい演奏テクニックをも生み出す新しい可能性を拓くハーピスト。

 

エレキハープ、エレアコ・ハープ、グランドハープ、レバーハープ、シングルアクションハープ等の様々な種類のハープを弾きこなす。

 

東京音楽大学出身、これまでにハープを篠崎史子、島崎節子、吉田みちこの各氏に師事。

 

最近では2012年ベトナムフェスティバル・メインステージへのソロ出演、2013年7月エレキハープでのライブアルバム「SANAE/SOUHAIT」をリリース。レコ発ライブツアーを東京ほか、全国で3公演開催。

 

現在、日本全国でソロ活動のほか、イベントやライブ、フェスティバル、メディア等への出演や、レコーディングなど、ポップス、ジャズ、ロック、エレクトロ、ダンスミュージックにソウル、映画音楽やクラシック、ミュージカル、民族音楽、ワークショップ講演など幅広く活動中。

 

2014年はFMやまと「大和でNANANA ハーピストSANAEのCome☆音!」番組パーソナリティ。

 

セカンドアルバムリリースの予定もされており、これまでになかったダイナミックで迫力ある斬新なハープの表現が注目を集めている。

© 2014 by アッコルド出版