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ベートーヴェンの散歩道を散歩しているのは、ヴァイオリニストの加納伊都さんだ。ウィーン国立音楽大学の演奏科を首席で卒業し、現在は、ロンドンを本拠地に、演奏活動を展開している。
ちょうどこの連休は帰国して、コンサートやライヴを行なっている。
昨日も、地元の横浜の本牧で、トーク付きのコンサート。
楽曲の背景や逸話も、一歩さらに深く入り込んでいて、感心もし勉強になる。例えば、「浜辺の歌」は、成田為三が、東京音楽学校(東京芸大)時代に作曲されたものだが、この作品でもって愛の告白をしたが、残念な結果だったとか。ドヴォルザークの鉄道オタクは娘婿のヨゼフ・スーク(日本でも人気だったヴァイオリニストのヨゼフ・スークの同名の祖父)に及んで、結婚までにこぎつけるのが大変だったとか……
音楽の散歩道7
アッコルド編集長 青木 日出男
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