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初夏のような天候。気分も明るくなる。
境川は、穏やかだ。
一日があっという間に感じるほど時間は容赦なく経過していく。
だが、散歩をしているときだけは、時間の過ぎるのをわすれている。
音楽も時間をわすれてしまうような演奏に出逢うことがある。
絵画を見ているような音楽というものもある。
そういう演奏家は、時間をコントロールしているかのようだ。
散歩に少し疲れたら、お茶。
ウィーンと言えばカフェ、カフェの文化だ。
カップいっぱいに珈琲が入っている。砂糖を入れたら絶対にこぼれる。
そしてコップ一杯の水がトレイにいつも一緒である。
カフェ・ハヴェルカには、著名な音楽家、演奏家、芸術家が集った。
いったい、どれだけ数多くの出逢いと文化がここから生まれたのだろう。
自分も芸術家になったつもりで、珈琲を味わう。
音楽の散歩道6
アッコルド編集長 青木 日出男
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