音楽×私

9人のリレーコラム 〈11月22日〜〉

Q:今年1年がんばった自分にご褒美をあげるとしたら?

 

皆さんこんにちは。

 

先日、Huddersfield Contemporary Music Festivalというイギリスの現代音楽祭にてコントラバス奏者であり作曲家でもあるBarry Guyさんの新曲を演奏させていただきました。

 

最近首席奏者として呼んでいただいているCamerata Zürichの一員として参加したのですが、Barryさんの曲は70分の超大作。現代曲ならではの特殊奏法がふんだんに取り入れられながらも要所要所にバッハのコラールが現れたり、即興部分があったり、常に聴き手を引き込む世界感がそこにあって、70分という長さをあまり感じさせない素晴らしい曲でした。

 

演奏者側の立場からしても、難しいリズム、繊細な和音の音程、音量の微調整、それらを70分間集中力を途切れさせることなくアンサンブルすることは至難の技でしたが、Barryさんの曲に対するイメージや想い入れが強く伝わり、さらに現代に生きる作曲家と直接話し合いながらこちらのイメージを伝わえることが出来るので、あまり力まずに楽しむことが出来ました。

 

Barryさんの曲の書き方から感じたのか、自分がバロック音楽と現代音楽に少しずつ取り組むようになったからなのか分かりませんが、現代音楽とバロック音楽は常に背中合わせにあるなぁと改めて今回感じ、素晴らしい時間となりました。

 

どんな曲も、想像力とテクニックがないと何かを表現することは難しいと感じます。楽器を弾くことがどんなに上手でも、音にイメージがないとただの音並べになってしまいます。現代曲の場合は、ただの雑音に聞こえてしまうことも・・・。

 

想像や感情が先行して、テクニックがないと自分よがりで何も相手に伝わらない・・・ ・・・はい、練習し、勉強し、日々感性を磨き、精進あるのみです(笑)。 頑張りまーす!

 

 

 

 

Q:今年1年がんばった自分にご褒美をあげるとしたら?

 

A:物ではなく、頑張ったねという言葉がほしいです。自分の好きなことを頑張っている人生に、「頑張ったね」と褒めてもらうことを要求するのは傲慢かもしれませんが、やはり努力していることを認めてもらえると本当に嬉しいです。

 

新 倉 瞳

Hitomi Niikura(Cello)

ラーメンと楽器について

 

最近は、おいしいものをたくさん食べています。

この間なんて、東京ラーメンショーなるものに行ってきました。

 

お友達と、「この麺は!」とか、「このスープは!」とか、紅葉を愛でながら5杯、美味しくいただきました。

 

そうそう、間違って私より後にならんでる方にラーメンが先に渡ってしまい、いいですよ〜って待っていたら、すみません!って煮卵をサービスしてくれました!

これ、ここ最近で一番嬉しくて美味しかったです!(笑)。

 

話は大きく変わりますが、私は去年楽器を買い替えました。

 

前に使っていた楽器は、おじいさんみたいなハスキーボイスの素敵なヴァイオリンでした。高音があまりでず、低音が魅力的な大好きな楽器でした。

 

でも、高い音を素敵に弾いてみたいと思う機会が多くなり、去年、楽器屋さんに行って、五丁くらい試奏しました。

そこで、低音も高音もとってもチャーミングな楽器に出会いました。

 

第一印象は、爽やかで、瑞々しくて、人懐っこい感じ。

 

価格はその中では一番安かったのですが、私にとっては一番素敵に映りました。

 

「これだ!」って、すぐに決めました。

 

すっごく高い楽器も弾かせてもらったのですが、やっぱりチャーミング・ヴァイオリンが断然しっくりきて、やっぱり値段じゃないんだな〜って改めて思いました。

 

お金持ちだったら、おじいさん楽器にもそばにいてもらいたかったんですが、そうもいかず、弓も今まで使っていた楽器もすべて売り払い、今この新しい楽器と暮らしています。

 

新しい楽器は、おじいさん楽器よりも古い楽器なんですが、とっても生き生きとしております。

 

不思議だ〜!

 

新しい楽器になって約1年。

最近、素敵なリペアの方に出会い、少し駒を削ってもらったりしたのだけど、 「このスクロール、いいですね! 機械的じゃない、この職人の気質がでていていいですね!」 って言ってもらえて、すっごく嬉しかったです。

 

大切にしよう!って思いました。

 

ラーメンも楽器も、作り手の心意気が創るものに現われるんだなって思いました。まだまだ新しい楽器とこれから交流を深めて、楽器にも喜んでもらえるように精進していきたいと思います!

 

 

 

 

Q:自分にご褒美をあげるとしたら何を?

 

A:クリスマスですか! 1か月、早いですね〜☆

 世界一のゴッドハンドを持つ整体師にマッサージしてもらいたいです!(笑)。

めかる

Mekaru(Violin)

旅あれこれ

 

旅というのはエピソードがつきものだ。8月に、フランスはパリ・シャルルドゴール空港を経由してイギリスに行った。目的地に着いてしまえば英語だから、と安心していたものの…… いや英語が堪能なわけではない。マシなのだ。いずれ堪能になりたいと思っている。……なんせパリである。フランス語万歳である。乗り換え大丈夫かしらと、どきどきしながら成田空港へ向かった。

 

チェックインしてびっくり。オーバーセールスゆえ、運良くエコノミーがプレミアム・エコノミーにグレードアップした。エコノミーを売りすぎたから空きのあるプレミアム・エコノミーへ。えぇえぇ、喜んで移りますとも。そんな勇み足はつかの間、乗ってみればプレミアム・エコノミーの担当アテンダントはフランス人女性だった。

 

語学あれこれ仏語篇

 

Oh,no! である。日本人アテンダントだって3人乗っているのに、よりによって…… いや、せめてあちらのイギリス紳士風のアテンダントさんがよかった、とか何とか言っている暇はない、お茶の時間だ。いやいや、自分落ち着け。これは日頃の勉強を生かすチャンスではないか。フランス語選択2年目。今だに動詞の活用が怪しいけれど、きっと簡単な会話なら……!

 

「Madame , 」

 

わたしの番が来た。

 

「du thé ou du café?」

 

教科書の例文と一緒だ、紅茶かコーヒーかでしょ? よし……

 

「Tea , please . 」

 

自分ーーー! なぜ英語で答えた? なぜ?? お姉さん、ぽかんとしちゃったじゃない。もしや英語の発音すらまともでないんじゃないの自分。わたしは焦った。

 

「Thé , thé , thé!!!」

 

半端にフランス語で答える。片言未満のフランス語をお姉さんはちょっと怖い顔で受け取って、紅茶を出してくれた。予定だと、Du thé , s'il vous plaît . だったのに、と少々がっかりしながら紅茶をすする。

 

数時間後、機内食を同じお姉さんが配りに来たが、わたしは後ろから来た英国人風男性アテンダントさんが英語で話しかけてくれたおかげで、フランス料理をくださいと落ち着いて言えたのだった。お兄さんだってフランス人だったのかもしれないけれど、ここだけの話、……お姉さんは少し怖かった。

 

新幹線 vs 飛行機

 

わたしはわりと乗り物好きだ。新幹線が1番好きかもしれない。でも飛行機も好きだ。そういえば新幹線と飛行機、頭の形がどことなく似ている。空港に着いて飛行機がたくさん見えるとテンションが上がる。だから国際線の長いフライトも苦ではない。わりとワクワクして乗るたちだが、これは両親もそうなので完全に遺伝だろう。

 

数年前に読んだ新聞記事に、見出しのようなタイトルがあった。国内の移動において、新幹線と飛行機は利便性を争っているという。特に近年は新幹線の新設ラッシュで、九州新幹線や新青森駅に続き数年後には金沢新幹線が開通予定。青函トンネルも新幹線対応がすでにできているそうだ。飛行機は実際に乗っている時間は短くても、その前後で意外に時間がかかる。そうした飛行機の移動に必要なすべての時間を合わせると新幹線も案外負けていない、となるわけだ。

 

とはいえ飛行機にも絶対的な利点はある。ここで国内移動と国際線を比較するのは筋違いだが、長時間フライトで映画を見られるのは楽しい。普段映画館に行きそびれることが多いので、見たい映画があった時はほくほくした気持ちになる。

 

今回飛行機の中で『25年目の四重奏団』という映画を見た。弦楽器の先生方何人もがおすすめしているので気になっていたのだが、運良く機内のメニューにあったのだ。弦楽四重奏だけにある、あの何とも言えない空気感。これを映画にした功績は大きいと思った。弦楽器奏者にとってカルテットが難しいというのは当たり前のことだけれど、それは狭いコミュニティ内での常識であり、世間一般には知られていない。そうしたことを伝えることができるツールが映画なんだな、と思った。おそらく文学もそうだろう。

 

またそれぞれの役者さんがすばらしい。カルテットの中での役割と音楽以前のその人の人格に境目が無くなっている様。自分の存在意義や人生について問う登場人物たちには胸がつまされる。彼らは自分が背負うものに一度は抗いつつも向き合って、共存の道を見出していく。

 

鑑賞後、見られてよかったとほっとした一方、行きのプレミアムエコノミーで見た方が絶対画面も音声も良かったと悔やみながらの、ただのエコノミーな帰り道だった。残念ながら飛行機のエンジン音でカルテットの演奏シーンがあまりよく聞こえなかったし、再び見たいという気持ちもあるので、ぜひ改めて劇場でこの映画を見たいと思った。あれ、もう終わってしまっただろうか……

 

語学あれこれ英語篇

 

帰国してからのことである。ついに寝言で英語を発した。嘘ではない。母が聞いていた。2週間の英語滞在の賜物! 万歳! しかし素直にそうも思えなかったのは、内容にずっこけたからだ。自分の声で目覚めたから内容ははっきり覚えている。

 

「I don't brash my teeth yet.」

 

今となってみると、現在完了系を使うべきだったなんて思うのだが、寝言につきお見逃しを。

 

普段友人から、はらだまほと言えば歯磨きと言われるくらいには歯磨きに重きを置いている。講習会で友人と一緒に宿泊して、彼女が眠すぎて歯磨きすることを諦めた時に、同じくらい眠かったにも関わらずわたしは頭をぐらんぐらん揺らしてでも歯磨きしていたのだが、それがよほど印象的だったらしい。その数日後、わたしが行き倒れていた日、彼女はわたしに「歯磨きはした?」と声をかけて心配してくれたものだ。

 

そんなわたしらしい寝言だった。寝言を信じて起き上がって、洗面所まで行った。そこに来て、歯磨きはしたのだったと思い出し、再び眠りについた真夏の深夜1時。

 

 

 

Q:今年1年がんばった自分にご褒美をあげるとしたら?

 

A:ほしいもの…… 普段はたくさんあるのに、いざじっくり考えると思い浮かばないのはなぜでしょう……。そうだ沖縄往復航空券が手に入ったら飛び跳ねます!  いやいっそ片道にしましょうか…… 嘘です(笑)。

原 田 真 帆

Maho Harada(Violin)

エールフランスの機内食メニュー。右がエコノミーで左がプレミアムエコノミー。用紙のサイズが倍近く違う。

品数も違う。

こちらがプレミアムエコノミーの朝食。

イギリスの古い街並み

皆様こんにちは!いつの間にやらリレーコラムも6週目。今回は前回の記事で紹介しきれなかった残りのワンズ!

 

スタンダードプードル(以後:スタンプー)のプリンとルークについて!!

 

スタンプーの二匹は、とにかくデカい!!最初にトイプーを飼っていたせいもあってか、その大きさの違いには驚きです笑い(※プードルの大きさは大きく分けて3〜4つあり、トイプードル、ミニチュアプードル(&ミディアム?)、スタンダードプードルの順で大きくなります。成長するわけではありません・笑)

 

クレアやココアが家に来たことによって、プードルをはじめ、犬について勉強し始めた大宮母。

 

読む本の写真や、行く先々でやはりプードルといえばスタンプー!!と思ったのか、マンションから一軒家に引越しを終えて落ち着いた頃に父を説得して、いざ車で大阪のブリーダーさんのところへ、、、

 

前回の記事でも書きましたが、毛の色である程度性格はわかるので、最初は黒のスタンプーを飼うという話でした。

 

大型犬は初めてだったので「どんなのが来るんだろー(*´`)」と次男とワクワク家で待っていると、

「ただいまー」と母の声。ご満悦なお顔で黒いスタンプーを抱えてケージに。

ここまでは想定内です。

 

次の瞬間

 

「おっとっと」と父の声。両手に抱えてるのは白いスタンプー。

 

次男(´◑д◐`)

 

僕 (゜∀。)

 

「え?黒だけじゃないの?」

 

「え?だって、一匹だけなんて可愛そうじゃない! 可愛いから買ってきちゃったヽ(*´∀`)ノ」

お茶目な母です(笑)。

 

二匹のスタンプーは父が命名。スターウォーズ大好きな父は、

白い雄を「ルーク・スカイウォーカーのルーク( ̄∀ ̄)」黒の雌を「プリンセス・レイアからプリン( ̄∀ ̄)」

 

一同「そこはレイアじゃないの!?」と総突っ込みでしたが、レイアってお上品な名前よりプリンって名前の方がしっくりくるので、今はプリンで良かったと思います(*´`)

 

二匹とも本当にいい子達で、表情なんか豊か過ぎて人間みたい。冬には横に寝ていると毛布いらずです。

 

スタンプーはその大きさだけに脳もある程度大きく、覚えもものすごくいいです。元々猟銃で撃ち落とした鳥を回収したり、サーカスでは曲芸をしたり、、、そのような犬種なので、覚えることに長けています。

 

しっかりと躾をすれば、トイレも間違いませんし、ほかの犬種に比べて毛も全然抜け落ちないので、とても飼いやすいです。大型犬で迷ってる人にはおすすめです! 毎日のブラッシングは根気がいりますが(笑)。

 

本当は紹介と一緒に自慢の4匹の可愛い写真を載せたいのですが、生憎手元にいい写真がないので、いずれ写真付きで紹介するので、どうぞご期待を!

 

さてさて、話題は変わります。

 

まだ僕は24年しか生きていませんが、小学校・中学校・高校・大学・・・歳を重ねるにつれて時間の経過の速さを痛感しています。

それだけやることが増え、色々なことに集中出来ている証拠(?)なのでしょうが、、、

ということで、今回は「時間の感じ方」について。

 

24時間がもっと長ければ、、、一週間がもう二日くらいあれば、、、

 

一生に1回とは言わず、一年に10回くらいはそんな風に思ったことあると思います!!

本当に人間の脳は面白いもので、集中していればいる程時間て早く過ぎてしまいますよね(´<_` )

 

きっと科学的にはいろいろ説明はついているんでしょうが、あえて、僕なりの考え書いてみました(笑)。  

 

僕自身の体感としてよくある例ですが、

 

時間の経過が速く感じるとき

 ・自分が楽しい、興奮している

 ・好きな事に没頭、練習に集中している

 ・(なんらかの)期限が迫っている

 

時間の経過が遅く感じるとき

 ・退屈な時、練習に気が乗らないとき

 ・人との待ち合せ、電車の待ち時間等、自分が待つ側

 ・やることがない、暇を持て余し過ぎているとき←笑

 

まぁざっとこんなもんですね。

 

しかし、同じ10分や1時間でも、なぜこうも体感に差が出るのでしょうか?

僕には疑問です。

 

飛び切り楽しかったり、何かしらに興奮している時に、あっという間に時間が過ぎてしまうと感じること、ありますよね?

 

今まで、これは心拍数に関係していると思っていました。

 

楽しかったり熱狂していると心拍数は上がるでしょうし、体内テンポが無意識に上がっているのだろう、と考えていたのです。

 

しかし、ここでさっきの疑問。

 

同じく時間の経過が速く感じるものとして、自分が好きな模型作りやゲームなど、頭も冷静でさして心拍が上がる状況ではない場合。

 

この時、前述した心拍数が上がり体感時間が早く経過するという考えとは違うと思うのです。

 

とすると、やはり原因は脳?

 

謎は深まるばかり、、、

 

よく。よくよく。よーーーく考えてみると、最初に書いた心拍数が上がる↓体内テンポが上がる

これだと逆に実際の時間に対して自分の体内時計が速まることで、むしろ時間の経過が遅く感じるのでは??

 

あれ?(´・ωゞ)

 

で、でもでも、同じ10分でも「あぁ、もう、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃそれからあれが必要でどこどこに行って・・・」

と、焦っている時に限って「え?(・・)もう・・・家出るまであと5分しかない・・・」

とかなるし、逆に冷静に時計の前に10分つっ立ってるとか人待ってる時なんて「な、、、長い(遅い)!!」

ってなりますよね!?

 

むぅーーーーーー

 

僕の脳みそでは何やら書いていて自分でも分からなくなってきてしまいました(笑)。

こうなってくると心拍数云々よりも、やはり脳の働きが大きいのでは?←ざっくり詳しいことはわかりませんが、きっと「集中」、この言葉に答えの謎があるのだと思います。

 

多分。・・・・(笑)。

 

なんでこんな内容を書こうと思ったのか?ですが、やはり長年の疑問でして、例えば演奏会などでリハーサルをやり、本番前にランスルー、そしていざ本番・・・

この時、ランスルーの2時間よりも本番の2時間のほうが短く感じるのです。

なぜなのでしょう?

 

ランスルーだから集中してない、なんてことは絶対ないんですけれど、毎回素朴な疑問だったのでこの機会に書いてみようと思ったのです。

 

同じプログラムでも、長いと感じたり短いと感じたり、不思議なものです。

自分の体感時間を左右するのは心拍数なのか、、、はたまた脳の意識なのか、、、ま、まさか他にも何か要因が!?!?

 

次回コラムまでに探っておきます!!!←自分が解決したいだけw

 

 

 

Q:今年1年がんばった自分にご褒美をあげるとしたら?

 

A:ご褒美、、、マッサージ無料券とかですかね!

大 宮 理 人

Yoshito Ohmiya(Cello)

こんにちは!

めっきり寒くなりましたね。寒い季節が苦手な私は、いよいよ朝起きるのが辛くなってきました(笑)。

 

最近は、ライブ、サポート、レコーディング・・・様々な現場で弾かせて頂いており、音楽人生の中で1番充実している今日この頃です。忙しくしていると、どうしても自分と向き合う時間が少なくなりますよね。「自分の心の声をもうちょっと聞いて!」というサインは色々な現れ方をします。私の場合は音楽から。あれもやりたい、やらなくては・・・!そのような好奇心だったり焦り。頭に身体が追いついていかなくて結果、心が散らかってしまうのです(笑)。 そうなると音楽まで散らかってしまう。

 

でもそんな時、自分の音をよく聴き耳を傾けてみると、心が落ち着き自分の音が声のように聴こえてきたのです。ざわついていた音楽の中から自分の音(声)を見つけ出したというか・・・ 少し意識するだけでこんなに音楽が変わるんだ!とても面白い感覚でした。小さな頃はレッスンで「よく自分の音を聞きなさい」と、先生に言われていました。その時は意味がよく解らずでしたが(先生ごめんなさい・・・笑)、今ならその意味がよく解ります。「周りの音をよく聞きなさい」ということは、歳を重ねるごとに言われていったように思います。“自分の音を聞くことも大事だけど、周りの音もよく聞くこと”なんだか、生きる上で大事な事と同じですね!

 

最後に、2013年最後のライブのお知らせをさせてください。お越し頂けたらとても嬉しいです。お待ちしております♪

 

12月13日(金)Momoko Arai Violin Live PASSION&SORROW 〜winter〜@Melody Line(ザ・プリンス・パークタワー東京内)OPEN 19:00 / START 19:45Charge 4,000円 (1drink付)

Vn.荒井桃子Pf.金益研二 Perc.神田リョウ

 

 

 

Q:自分にご褒美をあげるとしたら何を?

 

A:最近「健康第一!」と痛感しているので、、、温かい飲み物を待ち歩く魔法瓶や、身体を温めるもの(便利健康グッズみたいな)が欲しいです。・・・なんて現実的なこと言ってますが、サンタさんは中学1年生まで来ていたんですよ!(笑)

荒 井 桃 子

Momoko Arai(Violin)

こんにちは。すっかり冬の味覚の季節がやってきましたね。この間、この冬初めてアンコウ鍋を食べたのですが、1人で丸々一匹食べてしまいました! やはり不細工な魚ほど美味しいものですね。

 

コラムも6周目になり、文章には各メンバーの個性や性格が出るんだなぁ、と僕も楽しく読ませていただいております。

 

さて、今回は何を書こうか迷ったのですが、この季節になると嫌でも思い出す高校3年間の「地獄の行事」のことを書きたいと思います。

 

僕の卒業した高校には他の学校にはない変わったイベントがありました。強行遠足。 文字通り「遠足を強行する」のです。何があろうと。 男子72km、女子42km。また、約10km毎に関門と制限時間が設けられていて時間までに関門に入れないと即失格になり、落伍者の烙印を押されます。

 

またこの制限時間というのが大変曲者で、「遠足」と銘打ってはいますが歩いていては間に合わないのです。つまりマラソンです。

 

そして不名誉な落伍者を乗せて各関門を回る落伍バスなるものがあり、そこには負のオーラが充満し、誰一人として言葉を発せずただ己の不甲斐なさを噛み締めながら強制送還されるのです……

 

僕が強く印象に残っているのは3年目の強行遠足です。1年2年と完走している僕はその年も楽勝ムードの中イベントを迎えようとしておりました。

 

ところが予想だにしない事態が起きました。前日にレッスンが入ってしまったのです。 別に大した事ないじゃないか、と思われるかもしれませんが、北海道の北見市という辺鄙な所に住んでいた僕は、レッスンの度に札幌まで日帰りで往復していたのです。 往復10時間。 早朝に家を出て深夜に帰宅するというようなスケジュールでした。

 

そして、強行遠足のスタートが午前4時。ほとんど寝てない、という事実よりも「逃げ」の口実があることの方が強敵でした。

走っている最中も僕の中の悪魔が囁きます。

 

「お前は昨日あんなに頑張ってレッスン受けたじゃないか。ここいらでリタイアしてもいいんじゃないか?」

 

「お前は何になりたいんだ? マラソン選手か?違うだろう!さあ帰って音階をさらうんだ!」

 

悪魔の誘惑に負けてたまるか!と思っている時に天使が囁いたのです。

 

「諦めちゃえよ」

 

気がつくと僕は落伍バスにいました。そして不名誉な落伍者の一員となり、落伍者同士の傷の舐め合いに参加しておりました。

 

結局なんのための行事かさっぱりわからないままですが、人に自慢出来ることが少ない僕も、高校時代72km走る行事があって…とアスリートのような話が出来るのはちょっと嬉しいですね(笑)。

 

なにがなんだかわからない内容になってしまいましたが、1度書いてみたかったことなのでご容赦ください。

ではまた!

 

 

 

Q:今年1年がんばった自分にご褒美をあげるとしたら?

 

A:難しいですが、実家でのんびりもしたいので、航空券かな?(笑)。

 

小 野 木 遼

Ryou Onoki(Cello)

皆さま、こんにちは!

実りの秋も終わり、ふと気がつけば、もう12月。一年を締めくくる季節がやってきました。

歳を重ねるごとに、加速度的に、一年という時間が早く過ぎていくような気がします(汗)。

子どもの頃は、「小学生」である状態が永遠に続くように感じられ、自分自身もおそらく多くの人と同様に「早く大人になりたい!」と思っていました。

ところが、めでたく○年前に成人してからは、いつの間にか

「時よ、もう少しゆっくり進んでおくれ~」とブツブツ言うようになりました。

人間って、勝手ですね(笑)。そして時間の感覚って、不思議ですね。

 

音楽はよく、「時間芸術」だと言われます。「時間芸術」という言葉を辞典で調べてみると、

【時間の推移のもとに表現・享受される芸術。音楽・文学など。】とあります。

なるほど。確かに、音楽と文学との共通点にも改めて気づかされました。

「時間の推移のもとに」というところが、非常に大切ですね。

つまり、必ず「始まり」と「終わり」があるということ。

言われてみれば当たり前のことのようですが、私自身は忘れてしまいがちでした。

 

一方、絵画・彫刻・建築など造形の分野のものは、「空間芸術」と称されるそうです。「空間芸術」は、作品そのものに「始まり」と「終わり」という区切りをつけることはできないのだと思います。(美術家の皆さま、違っていたらごめんなさい。)

絵画作品であれば、観る人はその全容を瞬時に捉えることも可能です。しかし音楽は有形ではないため、聴き手が自らの時間をそこで差し出さなければ、成り立ちません。

 

音楽を音楽たらしめているものって何だろう。

現れては消えていく音(と静寂)のうねりの中から、聴き手の心に何か像を浮かび上がらせることなのか。それとも、空気の振動と自分の身体が共鳴している、あの感覚そのもののことなのか。

 

「いい」演奏と、そうでない演奏の違いって何だろう。

心を揺さぶられて人に語らずにはいられない演奏。聴きに行ったことすら失念してしまうコンサート。時間と共に思い出すことが増えていく、あるいは減っていく音楽。以前は全くピンとこなかった曲でも、ある日突然グッときてしまって、自分自身の変化に驚かされる経験。

日によって、演奏者によって、曲によって、会場によって、どうしてこれほどまでに違ってくるのだろう。

 

…と日々、自問自答を繰り返しながら過ごしています。

私がピアノを習い始めてから、もうすぐ四半世紀。今まで「25年間続けてきたこと」をそれなりに誇りに思う気持ちもありますが、これから先の25年間は、一体どうなっていくのか、あまり想像がつきません。

 

―― 不安なときこそ、練習を! ――

 

という内なる声に従い(笑)、今日もピアノと作曲家たちが遺してくれた素晴らしい音楽と、向かい合ってきます!

 

 

 

 

Q:自分にご褒美をあげるとしたら何を?

 

A:特に思いつきません。すみません。

嬉しいこと(もの)って、自分が予想していないときに手に入るような気がするので…

石 塚 彩 子

Ayako Ishizuka(Piano)

小 林 幸 太 郎

Kotaro Kobayashi(Cello,Arrange)

お久しぶりです。

前回、前々回と、お休みしてしまい、申し訳ありません。

 

今回は、僕自慢の楽器の手入れについて書かせていただきたいと思います(プロも必見!!笑)

 

僕の楽器、いつもピカピカなのですが、結構マメに手入れをしています(ニスのタイプにもよります)。

 

最近共演した方や、コンサートのアンケートなどで、手入れに使っている物や手順を訊ねられるので、今回のテーマにさせていただきました。

 

元はヴィオラの先輩に教わった方法なのですが、最近は自分流にアレンジしているので、そちらを紹介致します。

 

■用意する物

 

・「Mercuri Curtis」マーキュリー・カーチス というメーカーのクリーナー(写真1 参照)

研磨剤が入っていない、または極少量な為他のクリーナーに比べてもニスを痛める心配が少なく、また、とても光沢感が出るオススメなクリーナーです。

 

・ヒートテック、またはキャミソールなどの布

カットして使ってください。クリーナー用の布になります。

 

・空拭き用の布

市販の楽器用の布でOKです。ヤマハのがオススメ。

 

・楽器への愛

ヴァイオリンはまだ良いのですが、チェロのような大型楽器の場合、丁寧にやると1時間くらいかかります。

また、色ムラなども気になり始めるので、大切に磨いてあげましょう♪

 

 

■実践

 

注意:ニスのタイプによっては、オススメ出来ない場合もあります!!

 

・まずは全体を空拭きして大まかな汚れを落とします。

 

・布にクリーナーを染み込ませ、かなり強めにゴシゴシ擦ります。

(板の厚みやニスの状態にもよりますが、結構強くて大丈夫です。特に普段手入れされていない方は!)

この時「スッ」や「サッ」のような擦れる音がする場合はまだまだ磨きが足りません。

「キュ」という、お皿を拭く時の音がするまでゴシゴシと磨きます。

ちなみに磨く時は全体的にやるのではなく右上、左上、駒付近、など部分ごとに分けて拭くことをお勧めします。

空拭きする前にワックスが乾いてしまう箇所が出来るとムラになってしまうからです。

 

・全体的に「キュ」という音になってきたら空拭きをします。

 

・駒の下やF字腔付近など、まだムラになっているところがあるはずなので残りも同じ手順で綺麗にしましょう。

 

・最後に全体をしっかり空拭きしてワックスをしっかり乾燥させましょう。

 

注意:ワックスが乾ききる前に松脂の粉をとばしてしまうと、それが乾燥した時に塊になるので気をつけてください。

 

写真2を見てください。駒の下付近が磨く前の部分、光沢がある方が磨いた後の部分です。違いが分かりますか?

 

まだ最後の空拭きをしていないので、もっと光沢が出てきますよ♪

 

最後に完成形の写真です。(写真3参照)

 

僕の楽器が光沢タイプのニスという事もありますが、駒やテールピースが映るくらいピカピカになります♪

 

大雑把な説明ですが、しっかりやると意外と時間がかかります。

 

これを繰り返しやっているといつもとても綺麗な楽器を保てますよ♪

 

最後に溜まってしまった質問に、まとめてお応えさせていただきます。

 

 

Q:自分を動物に例えると?

A:「うさぎ」ですかね。ニコニコのユーザーネームでもありますがw

臆病で上がるタイプなので。それと、耳が結構良い方なので(笑)。

 

Q:寒い季節は好きですか?

A:あまり好きではないです。出かける時は厚着するのに、弾くとすぐ暑くなって着替えたりするので。。。

それから、片づけるときに楽器を磨いてからしまうので、服の量あると人より撤収に時間がかかってしまうんですよね^^; 

 

Q:今年1年がんばった自分にご褒美をあげるとしたら?

A:休みが欲しいです!!!(切実)

いや。。。休んでる暇があったら練習します。。。

© 2014 by アッコルド出版