アマチュア・オーケストラ インタヴュー
no.1 緑交響楽団

緑交響楽団は、1984年、横浜市立田奈中学校で教諭をされていた工藤延雄氏が、「地元市民の力によるオーケストラを」という願いで発足したオーケストラで、来年、創立30周年を迎えます。当初、メンバーはその中学の卒業生が中心でしたが、現在は発足時以降に入団したメンバーが多いとのことです。団の雰囲気、練習の様子、5月6日に行なわれる定期演奏会のお話を、団長の平田雅子さんと、団員の方にうかがいました。

─現在、団員は何人くらいいらっしゃるのですか?
 
平田団長「団員は約50名です。20代から70代まで、幅広い年齢層のメンバーで活動しています。」
 

──練習はどのくらいのペースで?
 
平田団長「毎週日曜日に、小学校の音楽室や、横浜市内の地区センターなどで行なっています。」
 

──練習中の雰囲気は?
 
団員「年齢層も幅広いですし、楽器経験も様々ですが、とても明るい雰囲気で和気藹々とやっています。」
 
平田団長「そうですね、いつも楽しくアットホームな雰囲気です。でも真剣に音楽に向き合っています。皆、心から音楽を楽しんでいる様子です。」
 

──緑交響楽団の持ち味は、どいったところにあると思われますか?
 
平田団長「やはり団員同士が仲が良い、ということです。演奏にもそれが出ていると思います。」
 
団員「特定の区に依存することなく自主独立を目指して活動しているところも、このオケの持ち味に繋がっていると思います。とは言いましても、地元に根ざしていないというわけではなく、青葉区の音楽祭に出演したり、ということはあります。丁度よい距離を保つことが出来ていると思っています。」
 

──平田さんは、団長になられてからどれくらい経ちますか?
 
平田団長「私は創立時からの団員で、団長になってからは15年くらいです。」
 

──やり甲斐を感じる瞬間は?
 
平田団長「やはり演奏会で多くのお客様に演奏を聴いていただけたときです。」
 
団員「それから、オーケストラという数十人からなる合奏体が一つになった瞬間。それは至福の時です。 もちろん、アマオケですので演奏会後の打ち上げもやりがいを感じる瞬間です(笑)。」
 

──社会的に、アマチュア・オケにはどういった役割があると思いますか?
 
団員「クラシック音楽を普段あまり聴かない方にも、気軽にオーケストラの生演奏を楽しんでいただける機会を提供できればうれしいです。それが、音楽界を盛り上げるきっかけになったら、と思います。それが微力であっても。」
 

──指揮者の田久保先生はどのような指導を?
 
平田団長「指示が明確でわかりやすいです。田久保先生はチェロを弾かれますので、特に弦楽器には弾き易いポジションや弓使いなども具体的に教えてくださり、得をしたような気分にさせられています。」
 
団員「もちろん、厳しい部分もあるのですが、私達アマチュア・オケの力量を理解いただいた上でのご指導だと思っています。」
 

──田久保先生のご指導で、特に印象に残っている言葉はありますか?



団員「 “大切な部分は暗譜” 。当たり前のように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、アマオケの場合、まずは仕事や家庭があって、時間を見つけて音楽をやるわけですから、気を抜くとどうしても楽な方へと考えが行ってしまことがあるんです。学生の頃は普通にできていた暗譜が、今はできていないことに気付かされました。また、そういった経験を経たことで、とても効果のあることを改めて実感しました。」
 

──演奏会の選曲はどのように?
 
平田団長「まず、団員全員から候補曲を募ります。その中から難易度やパートのバランスなどを考えて、パートリーダが話し合って決めています。状況により、団員全員による投票で最終決定することもあります。」
 

──5月6日に行なわれる定期演奏会の聴きどころ、アピールポイントをお願いします。
 
団員「初めての田久保先生との共演で“悲愴”に取り組めることが私たちにとりましても、とても楽しみです。ダイナミクスレンジの広さ(pppppp〜ffffff)をどこまで実現できるのかといったところがスリリングでもありますが。」

平田団長「難しい曲ですが、精一杯、頑張りたいです。」

 
──団員募集等がありましたら、お願いします



団長「現在、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、ファゴット、トランペット、パーカッションを募集しています。」



取材・写真/向後

チケットプレゼント
10組20名様をコンサートにご招待します。
詳しくは、ページ最後尾をご覧くださいませ。

第51回定期演奏会
日時:5月6日(月・振休)
会場:鎌倉芸術館

指揮:田久保裕一
曲目:チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」
   ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
   モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
お問合せ:
midorisymphonyorchestra@yahoo.co.jp

コンサートマスターの樋口晴彦さん(左)と

副主席の岡部崇志さん(右)

休憩中も音を確認するふたり

真剣な中にも笑いが

抽選で、10組20名様をコンサートにご招待!!
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