今日のグルーヴ〈484〉
ヴァイオリニストの巨匠 ジェラール・プーレがメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に 渾身のボーイング&フィンガリングをつけました。 コロナ禍の中、秋から年末にかけて、巨匠ジェラール・プーレが、ヴァイオリン協奏曲の中で最も人気のあるメンデルスゾーンのボーイングとフィンガリング...
今日のグルーヴ〈483〉
春は、卒業式、入学式の季節だが、この季節になると、君が代がよく歌われる。娘(孫ではない)の小学校の卒業式で君が代を斉唱したが、何十年ぶりだろうか。 胸が熱くなった。娘が健やかに育ってくれたことに感謝するとともに、自分が日本人であることを強く意識した瞬間だった。...
今日のグルーヴ〈482〉
日本には、いまだに孝行という古くさい儒教観を強要する風潮があるが、これは、個人的なものであって、人に強要されるものでない。 教育の場では声高に言われているが、教師によっては偽善になる。 昨今、ろくでもない親のニュースが頻繁に流れてくることもあって、なおさらその意を強くしてい...
今日のグルーヴ〈481〉
三島由紀夫は、音楽が「触れてくる芸術」として苦手だったらしいが、それは、音楽に、言い換えればグルーヴにやられてしまうからなのではないか。 しかし、自ら発信する文体は、グルーヴ感満載である。例えば、随筆「不道徳教育講座」は、グルーヴそのものである。...
今日のグルーヴ〈480〉
週休二日では少ない。三日にすべきという声が巷にあるが、昔のことを思うと隔世の感がある。 1980年代頃までは、日曜、休日は暦通り休みで、土曜日は昼まで、つまり半ドンがあった。週休二日ではないが、土曜日の半ドンというのは、結構嬉しかったものだ。...
今日のグルーヴ〈479〉
相続の問題は、法律に則ったとしても、状況や場合によっては、それまでの生活を根本から崩壊されてしまうことさえあることにある。 法律に則る場合、現在の法律は一定の原則を設けているが、これは、各家庭の状況というものを全く顧みていないわけで、杓子定規にすることが、状況によっては、著...
今日のグルーヴ〈478〉
高齢化社会では、大きく介護、相続に問題が集約してくるように思える。両方とも自分に起きた問題であるが、ということは世の中の大半の方々は、この問題に多かれ少なかれ遭遇することになるだろう。 介護には家庭環境問題、人間関係、生活の問題が含まれる。...
今日のグルーヴ〈477〉
弟子が自分から離れて他者へ行くことへの嫉妬という問題は、どの分野でもあるようだ。 音楽の世界でもたくさん見てきた。現在は、そのようなことは閉鎖的なことであるということで、嫌悪する著名な先生も増え、開放的な方も多くなり、かつてほどではないが、それでも根絶されたわけではない。...
今日のグルーヴ〈476〉
ネットの隆盛とともにマスメディアへの信用もかなり落ちてきているが、そもそも、メディアを無闇に信用すること自体が間違っている。 メディアの情報と言っても、人間が携わっているものである。フェイクニュースは論外だが、ちゃんと取材したり、裏付けをとったりすれば良い方だが、それすら、...
今日のグルーヴ〈475〉
一度に何度も聴く楽曲シリーズ。 モーツァルトの交響曲の30番代は、心地よい。 ジュピターは私には重く、何度も聴かない。 以前、消化器系の病気をやったときに、病院に行くまでの間、車の中でずっと36番、38番、39番を聴いていたことがある。...