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ハーピストSANAEのハープ革命

第25回「ハープ屋さんへ行ってみよう パート2」

こんにちは。

あっという間に10月、

なんと早いのでしょう!

今年は7月の超猛暑のあと、残暑なく秋になりました。

(※東京付近は)

 

先日、東京は紀尾井町の

ホテルニューオータニ前の坂道を歩いていましたら、

まだ9月だというのに、

色づいた銀杏の葉と、ぎんなんが落ちていました。

今年は秋が早いようです。

 

というわけで芸術の秋。

アッコルドをご高読なさっているみなさまも

芸術に食欲に(おっと私だけ?)、

あちこちで素敵なコンサートが開催されて

年末まで、楽しそうなイベント目白押しの季節です!

 

というわけで、今回はハープ屋さん訪問記第2弾。

前回は銀座十字屋さんをご紹介しましたが、

今回は、港区は西麻布、広尾といったセレブエリアにたたずむ、

高田ハープサロンをご紹介します。

 

どうも敷居の高そうなハープ屋さんですが、

試奏もできますし、

多くは普段、ハープ教室なども行われています。

もちろんメンテナンスや

運搬などのハープに関するサービスがあったり、

なかなか置いていないハープ専門の楽譜や、

ハープの各種弦、備品などを多く取り扱っています。

 

高田ハープサロンは小さなハープサロンですが、

オーナーの高田さんが気さくに対応してくれます。

ここには、フランスのハープメーカー、

カマック社の様々なハープのほか、

日本のハープメーカー、青山ハープの楽器も取り扱っています。

 

世界でもまだそんなに出ていない

私の青いエレクトリックハープも

高田ハープサロンにあります!

アンプもありますので、試奏が可能です。右・写真参照

 

今年にこの店舗に移転したばかりなので

サロンはまだきれいです。

レッスン室もあります。

(写真:高田ハープサロン レッスン室)

 

たくさんのハープ専門譜も置いてあります。

 

このハープサロンでは、

フランスのカマック社のハープを多く置いていますが、

このメーカーは、

従来のハープの仕組みを理解しつつ、

現代の合理的な思考や技術を取り入れた

楽器製造をしていて、

 

購入したあとの楽器メンテナンスが

近代から今までは

専門の技術者によるメンテナンスや

時には工場で分解作業が必要だったり

(私のグランドハープがそうでした!)

ちょいちょいオーバーホールを依頼して

高額な金額がかかっていたのが、

 

構造そのものを合理化し、

仕組みなどを可視化できるようにして、

技術者でなくても自分でメンテナンスできるように

改良されました。

 

またペダルが従来3段階が均等の深さで出来ていたのですが

これは不思議なことに、

踏み心地が、1段目から2段目、

2段目から3段目と深さの感覚が異なるのです、

それを感覚が異ならないように深さを変えたり、

 

ペダルにはその衝撃を吸収するためにフェルトが巻かれていますが、

どうしても消耗品なのでメンテナンスが必要でした。

これを、樹脂という素材に改良して

定期的に巻き直さなくても、

半永久的に大丈夫というような素材に変えたり、

 

古典的な構造と思考のハープという楽器に対して

合理的というメスを入れ、改良している

フランスのカマックというメーカーのハープを

高田ハープサロンでは多く取り扱っています。

 

ずらっと。

(写真:高田ハープサロン)

 

私の使っているエレクトリックハープも

従来のハープにはあり得ない構造をしています。

端子ひとつ、あとのことの合理性を考えた作り。

こういった思想をもつメーカーだからこそ

できた楽器といえるかもしれません。

 

ちなみに、まだ発展途上のエレクトリックハープでもあるので

私は改良をメーカーにお伝えしました。

もっと良くなるといいです!

 

そして、カマックの素晴らしいところは

レバーハープ(日本ではアイリッシュハープと呼ばれている種類)。

素晴らしく改良されたレバーの構造、

革命といってもいい構造です。

そして胴体が豊かにできているので

同じような大きさの機種と比べてもよく響く。

 

持ちやすいように設計されたソフトケースや

音域も使いやすい設定で

エレアコ仕様にすることも

いち早く取り入れていたメーカー。

 

ハープがはじめてというかたに

一番とっつきやすい部分に

素晴らしい改良をされています。

 

ハープは種類も値段もピンキリです。

小さなハープはアップライトピアノよりずっと安いですし

イメージよりも意外と気軽に始められるのがハープ。

 

ご興味ありましたら、ぜひ訪れてみて下さい。

 

 

~今回訪れたハープ屋さん~

 

高田ハープサロン

東京都港区に視座部4-8-31 レジデンス西麻布101

電話 03-6712-5940

http://www.takada-harp.com/

営業時間:月~土(日祝・休業)

10:00~18:00

(ご訪問の際には、お電話でご連絡ください)

 

SANAE(ハープ奏者)

 

日本におけるエレクトリックハープの第一人者として、本邦初の立奏スタイルを採用し、これまでになかった斬新で革新的なハープサウンド、ステージ、新しい演奏テクニックをも生み出す新しい可能性を拓くハーピスト。

 

エレキハープ、エレアコ・ハープ、グランドハープ、レバーハープ、シングルアクションハープ等の様々な種類のハープを弾きこなす。

 

東京音楽大学出身、これまでにハープを篠崎史子、島崎節子、吉田みちこの各氏に師事。

 

最近では2012年ベトナムフェスティバル・メインステージへのソロ出演、2013年7月エレキハープでのライブアルバム「SANAE/SOUHAIT」をリリース。レコ発ライブツアーを東京ほか、全国で3公演開催。

 

現在、日本全国でソロ活動のほか、イベントやライブ、フェスティバル、メディア等への出演や、レコーディングなど、ポップス、ジャズ、ロック、エレクトロ、ダンスミュージックにソウル、映画音楽やクラシック、ミュージカル、民族音楽、ワークショップ講演など幅広く活動中。

 

2014年はFMやまと「大和でNANANA ハーピストSANAEのCome☆音!」番組パーソナリティ。

 

セカンドアルバムリリースの予定もされており、これまでになかったダイナミックで迫力ある斬新なハープの表現が注目を集めている。

© 2014 by アッコルド出版

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